近年日本では地震や台風、集中豪雨など自然災害による被害が増加しています。
その度に多くの人が亡くなったり、けがをしたり、避難所生活を強いられます。
災害はいつ、どこで起きるか分かりません。
皆さん、災害が起きたときの対策しっかりできていますか?
災害対策を怠っていると、いざというとき困ってしまいますよ。
大切な家族を守るためにも、普段からしっかり準備をしておくことが大切になってきます。
そこで今回は、子育て家庭へ向けてやっておきたい災害対策や備えておきたいおきたい備蓄品をリストアップしてご紹介します!
ぜひ最後までご覧ください!
Contents
やっておきたい災害対策5選
まずは、具体的な災害対策についてご紹介します。
一つ一つチェックしながら、不十分な箇所を見直したり、必要な防災グッズを揃えたりしましょう!
住んでいる地域の災害情報サイトをチェック
住んでいる地域の災害情報サイトをしっかりチェックしておきましょう。
近くの避難場所やその地域としてどのような災害対策が取られているのかなど、自分に関係している地域の情報を事前に自分で集めることは重要です。
日ごろの情報収集がいざというときに役に立つことでしょう。
災害発生時の行動を決めておく
家族と一緒にいるときに、災害に見舞われるとは限りません。
時間帯によっては、家族みんな別々の場所にいることも多いはずですよね。
もしものときのために、家族の安否確認をする方法やどこに避難して集合するのかなど、あらかじめ話し合っておきましょう。
家具の配置を見直して安全な部屋づくりをしよう
大地震が発生すると、家具が倒れて下敷きになったり、出入り口を塞いでしまって逃げられなくなってしまったりすることがあります。
また、ガラスや陶器などでできている物が上から降ってきて割れて大けがをすることもあります。
まずは、家具や雑貨などの置き方を見直して、安全な部屋づくりをしましょう。
耐震ジェルマットで固定したり、棚に扉開閉防止器具を付けたりなどの基本的な部分はもちろんですが、子どもがいるからこそ気を付けて対策をしたい部分もあるので紹介します。
子供の目線の高さで危ないものがないか見てみよう
大人にとっては低くてさほど危なくないと思っている家具でも、子どもにとっては頭に直撃するような高さであることを忘れず、子どもの目線で見渡してみましょう。
安全なスペースを確保しよう
室内における災害対策の基本は、不要なものをなるべく置かないことですが、すべての部屋をそうするわけにもなかなかいきません。
そこで、「この部屋だけは安心」という部屋を作り、地震が起きたらここに避難するという部屋を確保しておくと良いでしょう。
雑貨は落ちてきても安心な素材なものを選ぶ
よくおしゃれなインテリア雑貨ってガラス製のものなどが多いですよね。
しかし、地震の際にはとっても危険なんです。
落ちてくるならともかく、飛んでくるなんてことも…。
インテリア雑貨も防災面も考慮して選びたいものですね。
非常用持ち出し袋・備蓄品を準備する
災害が起きた時、家での生活が困難となった場合、避難所で生活しなくてはなりません。
避難所には避難物資が備蓄してありますが、十分な量ではありません。
特に赤ちゃんグッズなどは不足しがちですので、自分たち自身でしっかり用意しておいたほうが良いです。
また、災害時には3日間は人命救助が優先されるため十分な支援物資がもらえないことがあります。
ですから、最低でも3日分の食料を備蓄しておくとよいでしょう。
揃えたほうがいい防災グッズについては後述するのでご覧ください。
災害対策の備蓄品リスト
さて、ここからは具体的にどのようなものを備蓄しておけばよいのかリストアップしたのでご覧ください。
最低3日分、できれば1週間分を備蓄しましょう!
- 飲料水(1人1日2Lを目安に)
- 非常食(缶詰、乾パン、レトルト食品など)
- 着替え
- タオル
- 毛布
- 軍手
- 寝袋
- 雨具
- 常備薬
- 救急セット
- ヘルメット・防災頭巾
- 貴重品(お金、通帳、印鑑など)
- ポリ袋 大小あると便利
- 新聞紙
- 紙皿・紙コップ・割りばし
- ラップ
- ろうそく・ライター
- 缶切り
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- ハザードマップ
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- 乾電池
- スマホ(携帯充電器)
- 洗面用具
- 眼鏡
- マスク
- 使い捨てカイロ
- 生理用品
赤ちゃんがいる場合は、これに加えて下記のものも!
- 粉ミルクや液体ミルク
- 哺乳瓶
- ベビーフード
- 紙おむつ・おしりふき
- 母子手帳・健康保険証
- 抱っこ紐
- 授乳ケープ
- お気に入りのおもちゃ
おすすめの防災セットは、コチラ↓
Defend Future 防災士監修 防災セット 1人用 13,800円です。
これ一つで必要な防災グッズが揃っちゃいます!

おすすめな備蓄方法はローリングストック!
一般的に考える備蓄といえば、何年も日持ちする乾パンや保存水などを備蓄しておく方法ですが、いざ使用するときに賞味期限が切れていた!なんてこともよくありますよね。
そうならなくて済むおすすめな備蓄方法は、「ローリングストック」です。
最近、徐々にローリングストックという言葉が浸透してきて、皆さんどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?
このローリングストック法なら、普段から多めに食材やレトルト食品などを買っておいて、使用したら使用した分だけ買い足していく方法なので、常に新しいものを備蓄しておくことができ、期限が切れていた!なんてことにならずに済みます。
賞味期限の古いものから消費し、常に家に備蓄してある食料の賞味期限を保ちます。
また、何年も備蓄できるような保存食はあまり美味しくないなんてこともよく言われていますが、これなら普段食べているものを食べれるので、味のほうの心配もないですよね。
ただ、消費したら買い足すのを忘れないようにしてくださいね!
ローリングストックにおすすめな食品
- 飲料水
- レトルトカレー
- レトルトご飯
- レトルト味噌汁
- カップスープ
- カップラーメン
- さば缶やフルーツ缶などの缶詰
まとめ
災害はいつ起こるか分かりません。家庭によって必要な備えは変わってくるでしょう。
自分たちが今災害に見舞われたら何が必要になるかを考え、今一度見直してみるとよいですね。
また、台風前などに慌ててお店に行くと防災グッズが売り切れということもよくあるので、前もって日ごろから準備しておくと良いでしょう。
災害は防げませんが、備えによって災害による弊害は少なくすることができるので、今すぐ災害対策を始めましょう!
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