鼻が詰まって苦しそうにしている赤ちゃんを見るのは辛いですよね。
自分が代わってあげられたらと、何度も思いました。
溜まっている鼻水をそのままにしておくと、風邪が悪化してしまったり、中耳炎になってしまったりと大変です。
そんなときに大活躍するのが「鼻吸い器」
鼻吸い器の選ぶポイントや使い方、注意点などをまとめました。
ぜひ出産準備の参考にしてみてください!
Contents
赤ちゃんに鼻吸い器って必要なの?
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ自分で鼻をかむことができません。
鼻が詰まっているのをそのままにしておくと呼吸は苦しいし、鼻水が喉のほうに落ちて咳込むこともあります。
また、中耳炎になる可能性もあります。
ですので、鼻水をこまめに吸う必要があるのです。
昔は鼻水を口で直接吸っていたらしいけど…
この方法は、お母さんにウイルスや細菌がうつって風邪をもらってしまう危険性があります。
また、強く鼻水を吸いすぎて粘膜を傷つけてしまう危険性があるのでやめましょう。
鼻吸い器はいつからいつまで使える?
ほとんどの鼻吸い器は、生後0ヶ月から使えます。
最初は赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつ優しく吸うようにしましょう。
明確に何歳まで使用できるなどの明記はされていませんが、自分で鼻がかめるようになる2~3歳ごろまで使用することが多いでしょう。
鼻吸い器の選ぶポイントは?
- 使いやすさ
- 吸引力
- 手入れの簡単さ
- 価格
- 持ち運びの有無
鼻吸い器の種類は?
鼻吸い器には、手動や電動など様々な種類があります。
では、それぞれにどんなメリット、デメリットがあるのか見ていきましょう。
手動(大人がノズルで吸ってあげるタイプ)
メリット
- 吸い加減で強さを調節できる
- 電源が必要なく、コンパクトなので持ち運びが簡単
- 価格が安い
デメリット
- 吸い加減が最初分かりづらい
- 大人が口で加えて吸うのを加減しながら、赤ちゃんの鼻にノズルを入れるのが慣れるまで大変
- 風邪がうつりやすいため、うがい必須
あと、ものすごく風邪がうつるんです。電動に変えた途端、風邪をもらう頻度が減ったのでこれが影響していたのかなと思ってます…。

手動(スポイトタイプ)
メリット
- 造りがシンプルなので使いやすい
- 電源が必要なく、コンパクトなので持ち運び簡単
デメリット
- 吸引力が弱い
- 吸引力の調整ができない

電動(ハンディタイプ)
メリット
- 電源が必要なく、外出先でも使える
- 吸引力の調整がしやすい
デメリット
- 電池がなくなっていざというときに使えないことも
- 据え置きタイプに比べて吸引力が弱い
電源不要なので外出先でも使えて便利です。
据え置きタイプと比べてしまうとやっぱり吸引力が劣ってしまいますね。

電動(据え置きタイプ)
メリット
- 強力な吸引力でねばねばの鼻水も吸い取れる
デメリット
- 静音設計にはなっているものの手動に比べ音が大きい
- 電源が必要
- 場所を取る
- 値段が高め
今までなかなか吸い取れなかったねばねば鼻水がきれいに吸い取れたんです!
音はほかのタイプに比べ大きめですが、慣れれば平気になります。
よく風邪をひいて、ねばねば鼻水がたくさん出るお子様にはおすすめです!

鼻吸い器の使い方のコツ
鼻水は、温度・湿度が高くなると出やすくなるので、お風呂上りに吸ったり、吸う前に蒸しタオルを鼻の入り口にあてたりするとよく吸えます。
赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつ優しく吸ってあげましょう。
嫌がって泣き叫ぶとさらに鼻水が出てきてしまうので、短時間で済ませるようにしましょう。
一回でまとめて吸い上げるのではなく、角度を変えたりしながら少しずつ数回に分けて吸うようにしましょう。
鼻吸い器の使用上の注意点
使用する前に説明書をよく読んでから始めましょう。
使用後はきちんと洗浄し、定期的に消毒するようにしましょう。
鼻吸い器の種類によって消毒方法は変わってきます。
製品に合わない消毒方法で消毒すると変形して使えなくなってしまったりするので、注意しましょう。
片方の鼻をふさぎながら吸うとよく吸える!というような口コミをよく目にしますが、それをやると耳に影響が出るので、絶対にやめましょう。
まとめ
鼻吸い器の選ぶポイントや使い方、注意点についてまとめました。
いかがでしたでしょうか?
赤ちゃんや小さな子供は大人よりも風邪をひきやすいです。
こまめに鼻を吸ってあげて、赤ちゃんの負担を軽くしてあげましょう。
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