何度注意しても、物を投げるのをやめてくれない子供に悩んでるパパ・ママは多いのではないでしょうか。
我が家でも、次男に何度注意しても物を投げるので、ほとほと困っています…。
それも、柔らかいものではなく、スプーンやフォーク、トミカなど、固いものが多いので、周りの人に怪我をさせそうでいつもヒヤヒヤです。
そもそも子どもはなぜ物を投げると思いますか?
その子供の気持ちを理解したうえで、どのように対応していくべきか一緒に考えていきましょう!
Contents
子どもが物を投げるワケとは?
物を投げる行為は、周りの人や物にぶつかって壊れたり、けがをさせたりと、とっても危ないので、本当に困りますよね。
何度注意しても、繰り返すどころかヒートアップするので、つい感情的に怒ってしまうことも…。
私は、まず子どもがどんな時に物を投げてしまうのか観察してみることにしました。
パパやママ、先生に構ってほしい
物を投げるとみんなが反応してくれるから嬉しい!と思って投げてしまうことがあります。
子ども自身、物を投げることがいけないことと分かっていてやっている場合があります。
物を投げると怒られるけど、その分みんなが自分のことを見てくれるし、構ってくれる!と思っている場合が多いです。
こういう場合は、単に叱るだけでは逆効果になります。
思い通りにいかない
例えば…
- 積み木やブロックが上手にできない
- ご飯が上手にすくえない
- まだ遊びたいのに片付けさせられる
というときに、物を投げることが多いです。
我が家では、まさにこれでした。
お兄ちゃんと同じようにやりたいのにできない!と。
負けず嫌いな子に多いかもしれません。
まだ言葉で上手に気持ちを伝えられない
言葉がまだあまり出ていなくて、自分の気持ちを上手に伝えられなくてもどかしい…。
そんなときの感情表現の一つが「物を投げる」という行為になっていることがあります。
物を投げるのが楽しくてマイブームに
- ボールを上手に投げて褒められたから嬉しくて他のも!
- 物を投げるといろんな音がして面白い
- 物をどのくらいの強さで投げるとどのくらい飛んでいくのかを学んでいる
なんてこともあります。
子どもが物を投げたときの対応方法は?
ここまで、子どもがなぜ物を投げるのかについて見てきました。
さて、次は本題の「物を投げたときの上手な対応方法」について解説していきます。
子どもがどんなときに物を投げるの観察してみよう
まずは、子どもが一体どんな状況のときにものを投げるのか観察してみましょう。
我が家の次男坊は、以下のときに物を投げてます…。
- お兄ちゃんみたく上手にブロックができない
- もうご飯いらない
- おもちゃを貸してほしいのに貸してもらえない
まだ言葉が出ていないので、感情表現の一環で物を投げるという行為で伝えようとしていると感じました。
お兄ちゃんみたいに上手にやりたい、お兄ちゃんと対抗したい、そんなときにも多くやります。
おそらく性格が負けず嫌いなのでしょうね。
子どもの気持ちを受け止めて代弁してみよう
「○○が上手にできなくて悲しくなったんだね」
「もっと遊びたかったんだね」
と子供の気持ちを代弁してあげましょう。
そうすることで、ママが自分の気持ちを理解してくれているという安心感を得たり、どう言葉で表現すればいいのかを学びます。
物を投げるとどんなことが起こるか子供に問いかけてみよう
これは、ある程度言葉で伝えられるようになった、3歳ごろから有効です。
あえて問いかけて自分で考えさせることで、
「自分のしてしまったことがどのくらい危なくていけないことなのか」などを学びます。
「物を投げて人に当たったらどうなると思う?」
⇒「けがをする(痛いと思う)」など言ってくれるかもしれません。
「物投げて当たったら痛いよね。じゃあ投げるのやめようね。」と伝えてあげるようにしましょう。
物を投げても過剰に反応するのをやめよう
物を投げればみんなに構ってもらえると考えている子どもも多くいます。
我が家でも「コラっ!何回も言ってるよね?物を投げると危ないって!」と毎回大声で怒っていましたが、
そうすることで怒られるけど、ママが構ってくれるからという理由で何度も繰り返すことがあります。
投げてもけがをしない程度のものであれば、少し見守ってみるのも手かもしれません。
「物を投げてもママが反応してくれない。つまらない。」となれば、投げるのをやめてくれるかもしれません。
投げる前に止めよう
子どもを観察すると投げるタイミングを分かってきますよね。
そろそろくるなと思ったら、違うことに気をそらしてみたり、投げるモーションに入ったら手をつかんであげて気持ちを代弁してあげたりしましょう。
保育園では、ここを本当に意識しています。
物を投げてしまって、ほかの子に当たってからでは遅いので!
ストレス発散に外に連れ出そう
「イライラが溜まってくるとつい物に当たってしまう」
そんな人、大人でもたまにいますよね。
そのストレスや物を投げるエネルギーを外で思いっきり遊ばせて発散させましょう。
投げるという行為を飽きさせよう
投げることがブームになってしまっているのなら、いっそのこと投げるのを飽きるくらいやらせてあげましょう。
川に連れて行って石を投げるのでもいいし、家で新聞や広告を丸めてボールにしてカゴに入れるゲームでもいいし、風船で遊ばせるのでも構いません。
その際に「どんな場所で、どんな物なら投げていいのか」を伝えてあげるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
- 子どもが物を投げるタイミングを観察
- 子どもの気持ちを代弁
- あえて子どもに問いかけてみる
- 物を投げても過剰な反応をしない
- 投げる前に止める
- 外に連れ出してストレス発散
- 物を投げる行為を飽きさせる
子どもの物を投げる行為、早くやめさせたいですよね。
その気持ちがつい先走ってつい強く怒りがちになってしまいます。
子どもの気持ちを理解して、寄り添いながら適切な方法で対応していきましょう。
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