【NICU体験談】1ヶ月早く赤ちゃんが生まれてきた話

nicu アイキャッチ

2020年6月に35週5日で2318gの第3子を出産しました!

予定日よりちょうど1ヶ月早く生まれてきてしまい、赤ちゃんだけ大きな病院のNICUに搬送されていったときの話。

今NICU通いされているお母さんたちやこれから出産するお母さんたちの参考になればと思い、体験談を書かせていただきます!

胎盤早期剥離で緊急帝王切開に

35週5日の早朝からお腹を下したときのような持続したお腹の痛みを感じ、どんどん痛みが増していくので、朝一で病院を受診しました。
すると、先生から突然告げられた今日赤ちゃんを出しましょうとの話。
もともと切迫早産で自宅安静中だったので、入院になるかなと思いながら行ったら、まさか今日出産することになるとは思いもしませんでした。
先生は、エコーの様子を見ながら胎盤のあたりに血が溜まっているように見えるから胎盤早期剥離の疑いがあるから、今すぐ出したほうがいいとのこと。
35週で赤ちゃんもほとんど成熟しているから、ここの産院でも保育器で対応可能だけども、呼吸が安定しなかったら大きい病院に搬送する場合もあると事前にお話がありました。
3人目な上、コウノドリなどを見ていた影響もあって、すぐに状況は理解。割と落ち着いていたように思います。
診察を受け終わると直後から大急ぎで手術の準備。そこから40分ほどで手術が開始となりました。

手術開始

手術開始から10分ちょっとで赤ちゃんが2318gで産まれました。産声を上げてくれるか心配していましたが、元気に泣いてくれました。ほっとして涙が出たのを今でも昨日のことのように覚えています。

幸い出血量も少なく、母子ともに命にかかわることはありませんでした。

手術が終って部屋に移るとすぐに小児科の先生が来て、「呼吸が安定しないから気管挿管して大きい病院に搬送します。承諾書を書いてください」と言われました。

さっき元気に泣いてくれていたのになんで?大丈夫なの?と心配で心配でたまりませんでした。検査が3時間ほどで終わると思うので、その頃旦那さんに病院のほうに来てもらうようにとのことでした。

旦那が大きい病院へ行くと、「生まれて息を吸ったときに上手に肺が膨らまなくて肺に穴が開いてしまっています。しばらくは呼吸器をつけ、点滴で抗菌薬を入れながら様子を見ていきます。退院までは2、3週間はかかるかと思います」とのお話があったそうです。

入院直後の赤ちゃんの写真をいただきましたが、口からは気管挿管の管、鼻からは胃にミルクを入れるための管、腕には点滴の管がついていて、とっても痛々しかったです。

出産した日の夜は、心配で傷の痛みと後陣痛の痛みに耐えながら、ググりまくっていました。
元気に産んであげられなかったことが赤ちゃんに申し訳なくて、ただただ泣きそうになっていました。



 

生後1~3日目

産科の先生から順調に回復したら、赤ちゃんと面会するために外出許可を出してくれるとのことだったので、次の日からなるべく動くようにして、早く会いに行けるように努めました。

旦那に赤ちゃんの様子を見に行ってもらいたいところでしたが、土日で上の子のお世話をしなければならなかったり、コロナの影響でお母さんしかNICUに入れないようになっていたので、赤ちゃんが平気なのかさらに心配になりました。

生後3日目から搾乳もし始め、最初は20ml程度しか取れませんでしたが、冷凍保存をし始めました。

生後4日目

産科の先生からついに外出許可が!冷凍母乳を持って旦那に送迎してもらいながら赤ちゃんに会いに行くことに!

病院へ着くと赤ちゃんはぐっすり。
出産直後から一度も会っていなくて赤ちゃんを産んだ実感が持てなかったのですが、ようやく赤ちゃん産んだんだなってしみじみ実感しました。

気管挿管していた管が抜け、鼻マスクになっていました。頭や背中をなでてあげると気持ちよさそうにニコっとしてくれるので、とっても可愛かったです。

先生から「肺の穴はもう塞がったので安心してください。ただ早産でまだ臓器が未熟なので、もうしばらく全身管理が必要になりそうです。」とのお話が。

肺の穴が塞がったとのことで、とっても安心しました。

看護師さんから「お電話で赤ちゃんのその日の様子を伝えたりもできますよ」と言われ、もっと早く言ってほしかった!と思いましたね。産後3日間、ずっと赤ちゃんの様子が知りたくて悶々とする必要なかったのにと。

生後5日目

連日では体に負担がかかるので、今日は面会お休みしてくださいと産科の先生に言われたので、電話にてお話を聞くことに。
鼻マスクから鼻カニューレになったとのことで、哺乳瓶で口から哺乳ができるようになったと知らせてもらえました。
1日1日少しずつ成長している我が子に安心しました。

生後6日目

今日は2度目の面会へ。

前回は終始寝ていてあまり表情が見れなかったけど、今回はお目目ぱっちりで起きていてとっても可愛かったです。

看護師さんたちが息子を愛称で呼んでくれていて、可愛がってもらっているようで、本当に嬉しかったし安心しました。

生後7日目

ママが先に退院。その日も母乳を持って面会へ。

保育器からコットに移っていました!
「抱っこする?」と看護師さんに聞かれましたが、気持ちよさそうに爆睡しているので、やめておきました。

生後8日目

土曜日ということもあり、上の子のお世話やら何やらで大変だったので、今日は面会お休み。

電話で様子をうかがうと、酸素の管と点滴が外れ、管が全部取れたとのこと。

まだ寝ているときや泣いているときに酸素濃度が下がることがあるけれど、自分で戻ってこれるから大丈夫と。
もうしばらく入院して呼吸状態を見ていきましょうと言われました。

生後9日目

今日は母乳を届けに行かないとと思い、行く準備をしていると貧血でぶっ倒れそうになり、吐き気も酷かったので、旦那と子供たちにお願いすることに。

明日から退院に向けて沐浴と授乳の練習を始めるよ!と病院のほうから電話が来ました。

生後10日目~13日目

生後減っていた体重が出生時の体重に戻りました!

退院に向けて、ついに沐浴と直母の練習が始まりました。
2年半ぶりの沐浴でおっかなびっくり入れていたら、思いっきり泣かれました(笑)
大声で泣ける元気があって安心!

おっぱいも最初からとても上手に飲めていて、左右5分ずつで60~75mlほど飲めるように!

とっても順調に進むので、そろそろ退院できるかなと思っていると、生後13日目に先生からお話が。
「呼吸も安定してきたし、哺乳もちゃんとできるし、体重も2400g超えてきたから、もういつでも退院してもいいですよ。いつ退院します?」と言われ、「じゃあ…明日で」となりました。

ところが…その日の夕方、突如病院から連絡が。
「呼吸の酸素濃度の値が急に下がりました。感染症の可能性もあるので、今検査をして結果待ちです。ですので、明日の退院はもうしばらく呼吸状態を見てから…という形でよろしくお願いします」とのこと。

ただただ呆然としましたね。
もし感染症だったら…
赤ちゃん大丈夫なの?
いつまで入院することになるんだろう?
と頭の中をぐるぐる。赤ちゃん死んじゃったら…と大号泣してしまいました。

上の子が心配そうに気を遣っていたので、子どもの前で泣いちゃだめだ、私がしっかりしなきゃと上の子たちのおかげで前向きになれました。

呼吸状態が悪くなったのが退院後じゃなくて病院にいるときでよかったと心底思いました。


生後14日目

病院へ行って検査結果を聞くことに。
幸い血液検査などの数値も悪いところがなく、感染症ではありませんでした。

未熟さゆえの呼吸状態が一時的に不安定になったのであろうとのことでした。

あと頭と心臓のエコーをした際に、心臓の穴が見つかったのこと。
本来ならびっくりしたり、不安になったりするべきところでしょうが、これについては次男のときに経験済みなので、落ち着いて聞いていました。
哺乳量も十分だし、体重も順調に増えているから、退院後に外来で詳しく検査することに。
おそらく経過観察で自然に塞がるとのことでした。
呼吸状態のふらつきが落ち着くまではしばらく入院しましょうということで、退院延期となりました。

生後15日目

今日は面会お休みにして、上の子たちと過ごすことに。
赤ちゃん帰ってきたら、ゆっくり今まで通りに遊ぶのは無理になるから、上の子たちとの時間を満喫しました。

生後16日目~生後19日目

またしばらく母乳届けと沐浴、授乳をしに病院通い。
深く寝てしまったときに呼吸が不安定になることがあるけど、1日1回程度になってきたとのこと。

生後20日目

先生から一応念のために退院前に脳のMRIの検査もしておきましょうとのことで、検査をすることに。
異常がなければいつでも退院できるとのことでした。

生後21日目

MRI検査異常なし。
明日退院できることに!体重も2600gを超えました。

前回退院延期ということもあったので、あまり期待しすぎずに赤ちゃんを迎える準備を整えることに。

生後22日目

シナジスを打ってめでたく退院!

看護師さんたちが退院おめでとうの写真と足型付きカードを作ってくれ、本当に嬉しかったです。

月1でシナジスを打ちに8か月間は通わなければならないけれど、むしろ定期的に見てもらえて安心です。

ちなみに入院費用は医療費助成等があり、3週間で2万円ちょっとでした。
主な費用は、オムツとか病衣とか消耗品費ですね。

退院後の生活

いつ呼吸が不安定になってしまうのかと初日の夜なんかはとっても心配でしたが、家では元気に手足を動かし、大きな声で泣いたりしていてとっても元気なので、上の子たちが赤ちゃんの頃とほとんど同じような感じで過ごしています。

「心配事や聞きたいことがあればいつでもNICUに電話してください」とのことだったので、とても心強いです。

NICUに通われているお母さんに伝えたいこと

今はネット社会で不安なことがあるとついネットで調べがちですが、赤ちゃんの成長速度や回復速度には個人差があり、むしろ心配を煽られるほうが多いので、心配だからと言ってネットで調べまくるのはやめたほうがいいです。
心配事や聞きたいことがあるなら、先生や看護師さんに聞いてみましょう。懇切丁寧に教えてもらえます。

また、赤ちゃんが心配だから毎日病院に通わなくちゃ!と根を詰めすぎないようにしましょう。
上の子がいたり、病院まで遠かったりと、それぞれ事情があって大変なこともあるかと思います。

赤ちゃんは、病院でしっかり見ていてくれているので大丈夫です。
お母さんもあまり無理をせず、産後の身体の回復に努めて、赤ちゃんの退院を待ちましょう。

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