近年、美容や健康に良いとされて注目を集めているルイボスティー。
ノンカロリー、ノンカフェインなので、子どもから妊娠中・授乳中の方まで安心して飲めるお茶です。
私も妊娠をきっかけに飲み始め、最初は味に慣れなかったものの、飲んでいるうちに美味しく感じるようになり、美容や健康にもいいということで、もう4年ほど飲み続けています。
飲み続けていく中で様々な体の変化があったので、ルイボスティーの魅力を皆さんにお伝えしたく、今回記事にしました!
この記事では、ハーブティーの一つであるルイボスティーの効能や効果について解説していきます。
他にも、ルイボスティーのおすすめ商品やルイボスティーを使ったアレンジレシピも紹介していきますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
Contents
ルイボスティーとは

ルイボスティーの原産国について
実はルイボスティーの原産国は、南アフリカ共和国ただ一つなんです!
ルイボスは、南アフリカ共和国にあるセダルバーグ山脈に囲まれているところでしか育たない希少な植物です。
アメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどでも栽培を試みましたが、まだうまくいっていません。
セダルバーグ山脈中腹は、常に強烈な日差しにさらされ、降水量も少なく、朝晩の気温差が30℃以上になります。
こうした厳しい環境下で育ったルイボスだからこそ、健康や美容にいい成分が豊富なんですね。
アフリカの現地の人々には、200年も前から『不老長寿のお茶』として親しまれてきたようです。
ルイボスティーは、各家庭に常備され、カフェやレストランでも当たり前のように並んでいます。
日本人で言う緑茶のような存在ですね。
実はルイボスティーは2種類ある?!
ルイボスティーは、マメ科のアスパラトゥス属に含まれるルイボスという植物から作られています。
その植物を発酵させてから乾燥させたものがよく知られているルイボスティー、レッドルイボスティーです。
それを発酵させずに乾燥させたものがグリーンルイボスティーといいます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
レッドルイボスティー
- 味や香りが濃厚
- ほのかな甘みがある
- 比較的安価
グリーンルイボスティー
- 抗酸化作用のあるフラボノイドがレッドルイボスティーの約10倍
- 香りにクセがなく、さっぱりした味わい
- 発酵しないように管理するため高価
ルイボスの発酵というのは、味噌やヨーグルトなどの微生物や菌で発酵させるのとは違い、茶葉は酵素によって発酵されます。
ルイボスは、収穫後の葉っぱに傷をつけることで発酵を促しますが、少しの傷でも発酵が始まってしまうため、発酵させないように管理をするグリーンルイボスティーはどうしても高価になってしまいます。
ルイボスティーの成分・栄養素
ルイボスティーには、SOD(活性酸素を取り除く酵素)が含まれていて抗酸化作用があるので、アンチエイジングにおすすめです。
さらに、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリウム、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。
また、ルイボスティーには鉄の吸収を妨げる物質であるタンニンが少ないので、貧血の方にもおすすめです。
ルイボスティーの効能・効果
では、ここからは実際にルイボスティーを飲むとどのような効果があるのかをご紹介します。
美肌効果
ルイボスティーには、先ほどもお話ししたSOD(活性酸素を取り除く酵素)による抗酸化作用があります。
活性酸素は、増えすぎてしまうとお肌のシミやシワを増やし、肌の老化を引き起こします。
その活性酸素を抑えてお肌の老化を防いでくれるので、アンチエイジングにおすすめなお茶です。
ダイエット効果
ルイボスティーは、ノンカフェイン、ノンカロリー、ゼロ糖質なので、ダイエット中の飲み物としてもおすすめできます。
ルイボスティーには、ミネラルが豊富に含まれていて、中でもマグネシウムには代謝をアップさせる作用があります。
さらに、カリウムの利尿作用により、体のむくみも解消してくれます。
便秘改善
ルイボスティーには、抗酸化作用により腸内の悪玉菌の増殖を抑えてくれるため、整腸作用もあります。
さらに、便秘の解消に役立つマグネシウムが豊富に含まれています。

小さいころから便秘で悩まされていたのが嘘のように快便に!
血管トラブルを防ぐ
ルイボスティーには、ビタミンCをサポートして毛細血管の働きを強化するルチン(ビタミンP)という成分が含まれています。
それにより、血液の流れを促進したり、血圧降下作用があったりと、血圧が高めで悩んでいる方にもおすすめしたいお茶です。
アレルギー・アトピーの緩和
全病気の85%の原因とも呼ばれている活性酸素。
ルイボスティーには、その活性酸素を抑えてくれる物質であるフラボノイドが豊富に含まれているので、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を抑えてくれる効果があります。
ルイボスティーの飲み方
煮だしても水出しでも両方いけます。
商品によって水出しできないものもあったりするので、パッケージの説明を見てください!
煮だす場合は弱火で10分、水出しは冷蔵庫で3時間ほどで出来ます。
もちろん紅茶のようにティーポットにティーパックを入れてお湯を注いでも出来ます!
どの飲み方でも美味しく飲めますが、長く煮出して飲んだほうが抗酸化成分がたくさん抽出されるので、美容・健康効果を期待される方は煮出してホットで飲むのがおすすめです。
ルイボスティーのアレンジレシピ
ルイボスティーチャイ
ルイボスティーに豆乳やスパイスを入れてチャイにしてもスパイシーでおすすめです。
家にスパイスがシナモンしかなくて、シナモンだけ入れて作ったけど美味しかったです。
ジンジャー×ルイボスティー
チューブのショウガを入れるだけなので簡単!身体が温まります。
ルイボスティークッキー
簡単にできてとっても美味しい!
家族にも好評でした!
ルイボスティーシフォンケーキ
ルイボス香る幸せ♡ふわふわシフォン♪ by Pinopi0919
ルイボスティーの香りがとってもいいシフォンケーキ。
ふわふわでとっても美味しかったです。
ルイボスティーの副作用
ルイボスティーの副作用は、ほとんどありません。
しかし、飲みすぎは禁物!
トイレが近くなる
ルイボスティーに限らず、お茶にはよくあることですが、利尿作用により飲みすぎるとトイレが近くなります。
しばらくトイレに行けない状況にあったり、寝る前などは飲みすぎないように注意しましょう!
お腹が緩くなる
ルイボスティーに含まれるマグネシウムを過剰に摂取することでお腹が緩くなり、下痢を引き起こします。
ルイボスティーとは別にサプリなどでミネラルを摂取している人は、特に気をつけましょう。
ルイボスティーがおすすめな人
妊活中の人
抗酸化作用の高いものを摂取することで、卵子の質を高める作用があるとされています。
ルイボスティーには、ポリフェノールなどの抗酸化物質がたくさん含まれているため、妊活中の方にはぴったりです。
さらに、ルイボスティーはミネラルが豊富で亜鉛も含まれているため、妊活中の男性にもおすすめできます。
亜鉛は、男性ホルモンの合成を促進して精子の運動率を高める働きがあると言われています。
妊娠中・授乳中の人
ルイボスティーにはカフェインが含まれていないので、妊娠中や授乳中のカフェインが気になる人にはとてもおすすめです。
妊娠中の人がカフェインを摂りすぎると、赤ちゃんが低体重で生まれてくるリスクが高まったり、将来の健康リスクが高まると言われているので、注意が必要です。
詳しくはこちらの記事でまとめてあります。
花粉症で悩んでいる人
ルイボスティーに含まれているポリフェノールの一つであるフラボノイドには、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンを減らす力があります。
そのため、花粉症の始まる1ヶ月前から飲み始めておくと、花粉症が緩和されるのでおすすめです。
ルイボスティーのおすすめ商品
まとめ
今回は、美容・健康におすすめなルイボスティーの魅力をご紹介しました。
いかがでしたか?
毎日の緑茶やコーヒー、紅茶を飲む感覚でルイボスティーを取り入れていきたいものですね。
身体の外も内もルイボスティーを飲んで一緒にキレイになっていきましょう!
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